なんか10年くらい前のことを思い出した。
占いとかケホー!とか思ってたんだけど、
軽井沢に遊びに行ったとき、仰山ひとが並んでいて
なんだなんだ、占いかよ~。。って横目で切って歩いてた。
買い物などして、ぷらぷらしていると
「ちょっと待って」って占いおばちゃん。
「仕事は?さぼってっぺ」って聞くと
お昼休みみたい。
おばちゃん 「あんたのこと見たいんだけど・・」
おいら 「はあ!?いやだ。何で?」
おばちゃん 「とにかく見たいから見せて!」
おいら 「金払わないよ」
とかやりあって、テーブルで向かいあう。
「おれ、こうゆうの苦手なんだけど。。」
「まあまあ、いいから!」
このおばちゃん、笑顔も出してるものも凄くいい感じだし、
占いなんかやらなければ、もっといいのにな~なんて思っていた。
が、、、
生まれてから24、5年をほとんど当てやがった。
なんなんだこいつは!
気にいらんが、やはり気にいらん。
なんなんだ、この優しい微笑みはー!!
7歳のとき死にかけた事故から、今までを
そして少し未来まで、、、
ふと思い出したら当ててやがったぜ。
「たまたまじゃーん!」「ほんとは親戚なんじゃーん」
なんて吐いてみたけど、どこか降参していたので占い料としてCDをあげることにした。
CDは車に入っていたので、パーキングまで取りに行くことにしたが
最後のアガキっぺをかまして
「このままおいら逃げるかもよー!?い~い?」とひねると
「あんたは、それが出来ないのよね~」
やっぱり微笑んでやがる。
ということで、CD持って行くとサインくれとかで、変に仲良くなった。
勝手に周りのひとたちに宣伝してるし....
帰って、そんなこと忘れていると電話が鳴った。
おばちゃんだ。
「あんた、いいじゃないいの!いい歌じゃない!ぞぞっとしたわよ~!」
あんだけ占っておいて、なんだよそれ。
続けて
「でもあんた、ジャケット暗すぎるわね~!もっと明るくしなさいよー!!」
うるせー!と思った。
が、それ以降彼女を、チャン付けで呼んでいる。
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